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死生学(Thanatology)とは   


 「死生学」は英語のThanatology(タナトス=死)の日本語訳で、死に関する研究、学問全体のことを指します。一応ひとつの学問分野として位置づけられてはいますが、その性質上、医学、看護学、心理学、哲学、宗教学、文化人類学など様々な分野と重なるところが多く、各自の専門分野によって関心を寄せる項目が異なるようです。死生学がカバーする範囲は、生命倫理、緩和ケア、ターミナル・ケア、グリーフ・カウンセリング(悲嘆のケア)、死にまつわる異文化研究、死の教育(デス・エデュケーション)、死にまつわる社会問題、個人の死生観など多岐に渡ります。

 仏教や古今東西の霊的伝統の考えも取り入れているプロセス指向心理学(プロセスワーク)では、「死」や「死にゆくプロセス」を人生における大切な一部ととらえています。プロセスワークの一部として、臨死状態や昏睡状態にある方とそのケアをする方のための「コーマワークがあります。コーマワークを含めたプロセス指向心理学のアプローチは、「死」や変性意識状態が持つ意味を日常に取り入れることで、私たちが人生の大きな流れとつながることを可能にする、様々な方法論を提供しています。


 臨死や昏睡状態の方のケアをするご家族や医療関係者を対象にした講義やトレーニングを行っています。ロールプレイやデモンストレーションを取り入れながら、昏睡状態の方が示す微細なサインを観察したり、昏睡状態への共感を高めることを体験的に学んでいきます。ご興味のある方は上記までご連絡ください。








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